理想の音楽家への道を模索中です


by natsukifg
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

<   2007年 10月 ( 5 )   > この月の画像一覧

ハマちゃんとババコ

高校時代の友達が2人もドイツまで会いに来てくれました。
実に卒業してから8年ぶりです。

高校時代はそれなりに髪の色だとかお化粧の仕方だとか、制服のスカートの長さだとか、果てはルーズソックスのメーカーまで色々と気にしたりしてみたものですが、今となっては8年ぶりに会う友達を空港に迎えに行くのにスッピンでしたな。近所のスーパーにちょっと大根でも買いに行くような・・・これは無いよね~、うん、ないない。

高校時代は音楽高校に通っていなくて、今となっては私の周りには少数派の「音楽をしていない友達」と話せるチャンスなので、仕事のことから日常のことまで根堀り葉掘り聞き出しました。興味深い。

あれから浪人をして大学に進んで、留学して・・・と、本当に色んなことがあって、なんだか今から思い返すと笑っちゃうような「努力がこの世の全て」みたいな、お堅~い考え方と、「科学万能主義」みたいなある意味偏った考え方をしていたあの頃を思い返すと、「うーん、若い人らしい未熟な考え方でなかなかヨロシイ!」とは思うものの、当時の自分を知っている人たちに会うっていうのは少し照れるものです。

2人とも変ってなくて一安心だったけど、2人から見ると私も変ってないようです。
色々あったって言っても、根本なんてそんなに変らないものですかな?なんて思いながらババコに「全然変ってないな~♪」って言ったら「え?でもウチこの間、前髪切ったで」って言われてしまいました・・・・あ、そういう小さいことはね、8年もあればそりゃ変るでしょうけどね、私が言いたかったのはね、性格とか雰囲気とかそういう大きいことね。

それでも彼女達の他人を思いやるやさしさと周りの空気を読める落ち着きを見ていると、私も高校時代に彼女達のこういうところが好きで友達になりたいって思ったんだろうな~っていう、ちょっとしたルーツを見るような気持ちになれたりもしたのでした。さすが私の友達!!

ちょうど仕事が休みの頃に来てくれていたので、彼女達を見送って明日からまた仕事です。
リフレッシュしたので頑張ろう♪
[PR]
by natsukifg | 2007-10-31 07:33

赤ちゃん教授のワガママ

全くもってワガママな彼氏をもったような疲労なのである・・・

ファゴットの教授はバンベルクに住んでいて、だから月に2回レッスンのために泊りがけでブレーメンまでレッスンに来てくれる・・・それはいいのだ。だけど、たまたま彼のオケが休みだからといって、私もゲッティンゲンで休みをもらえるとは限らない・・・っていうより、そんなの奇跡的に運が良いと思う。ワガママ男はこれだから困る、と愚痴のひとつもこぼしたくなります。

ワガ「明日とあさってのレッスン、何時に入れる?」

私「とても受けたいんですけど、オケの予定と時刻表を見る限り難しいんです。月曜日は18時半までプローべだし、火曜日は本番で別の街にオケのバスで移動しなければいけなくて・・・」

ワガ「じゃぁ、18事半に仕事がおわってすぐにブレーメンに帰って来てレッスンして、次の日は朝8時からレッスンを受けてゲッティンゲンに戻ればいい」

私「火曜日の本番は、私はプローべなしでシンフォニーを2曲吹かなければいけない本番でとても集中力しなければでいけないので、できれば避けたいんです。月曜日の夜10時ならブレーメンに着けるんですけど・・・遅いですよね?遅くても構わなければブレーメンに帰ることは可能なんですけど。」

ワガ「僕は夜は早く寝たいタイプだからダメ。火曜日の朝8時からすればいいじゃん。」

私「いや、時間的には詰めれば可能でも、レッスンをしたあとに移動で4時間半使うので本番に責任がもてないのが心配で・・・」

ワガ「でも、僕は学生のために時間をあげてるんだ」

私「えぇ・・・でも、今月はたまたま同僚が急に手術が決まってしまって、私が全ての本番を吹いてるのでとても予定がギリギリなんです。来月は先にレッスンの予定を言っていただいたら予め休みをもらえると思うので・・・」

ワガ「でも、僕は学生のために時間をあげたんだ・・・・・・・・・・・・(無言)」

私「はい、それも分ってるんですけど。」

ワガ「・・・・・・・・・(無言)」

私「すみません、私もまだオーケストラがプロフェッショナルなわけではなくて余裕がなくて」

ワガ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(無言)」

私「・・・・・はい(はい)、じゃぁ火曜日の朝8時に伺います。」

ワガ「オッケー!じゃぁ、火曜日ね!」

・・・だから最初から今回は難しいって言ってるのに。だからオーディションで「アレクセイの弟子です」って言うと「あぁ、ファゴットはすごく上手いよね・・・」って意味深に言われるんやと思うぞ。教授が学生のために時間を空けたんだから這ってでもこい・・・・それにしても急に予定空いたからってジャイアンみたいに強引に予定を合わさせるってどういうこと?

あと、無言になるのムカつくからやめろっ!!!!
[PR]
by natsukifg | 2007-10-15 04:40

誰でもひとりひとりきり

「コートでは~♪誰で~も~ひとり、ひとりきり♪」

「エースをねらえ!」がマイブームですよ。
岡ひろみちゃんが「試合に出るのが怖い」と弱音を吐いたとき、宗方コーチはこう言うんですね。
「勝負がかかっているんだ、誰でも怖くて当たり前だ」・・・ってね。

「コートの中では誰も助けてくれない、今まで積み重ねてきた練習だけが頼り」だそうです。うーん、いい漫画ですね。まぁ、練習だけが本当に頼りなのかは疑問ですが、その辺はスポ根マンガ全盛期ってことで大目にみます。

さんまちゃんがテレビの収録の現場で上手くボケれなかった人に「ここは戦場やって言ってるやろ!」って言ってたことがあって、その一瞬を絶対に逃せないあの仕事に「戦場」という表現は上手く使っているなと思ったことがあるんだけれど、どの現場も同じなんですね・・・収録現場もコートも・・・そしてステージも。
[PR]
by natsukifg | 2007-10-11 06:12

小象のバーバー

「History of Babar」という名前のプーランク作曲の曲があって、一回しか練習がないからドキドキして仕事に向かいました。音源を持ってなくて曲を知らないってことは、自分の譜面以外に曲を知っておく手がかりがないってことなんですけど、ヴァイオリンや少なくともオーボエくらいの譜面ならなんとなく曲の雰囲気を掴めても、ファゴットだのコントラファゴットだのではなかなかそうもいかない・・・まぁ、「ココは完全終始するんだな」とか「おっ、偽終始だな」ってなことくらいは分かるかもしれないけどね。

それで曲名の「History of Babar」から想像を膨らませてみるわけです。
やっぱりこの場合、Babarは名前だよな~。あ、もしかして、あのやたらと入り組んだややこしい楽譜を書く作曲家のバーバーか?→・・・ってことは、コイツだけでもややこしいこと書くのに、プーランクが彼を追悼するためにこの曲を作ったとしたら・・・というところまで妄想は膨らみ、ほとんど初見でプローべ、次の日が本番って大丈夫か?わたし?!というところまで広がり・・・結局は、まぁ、ファゴットの譜面を見てあーだ、こーだ言っててもラチもあかないと思いなおして勇気をもって練習に向かうわけです。だって「バーバー氏の歴史」っていう曲って、なんか小ムズカシそうでしょ?

語りとオーケストラのための曲で、語りのオバちゃんがどんな難しい話をするのかと思ってドキドキしていたら・・・・

オバ「あるところに小さな小象がおりました」

・・・ん?象?なんでバーバー氏の歴史に小象が出てくるの?
アフリカ象の研究家か?

オバ「小象はママと散歩にでかけました」

・・・ふーん。で?バーバー氏は?

オバ「小象の名前はバーバーです」

・・ん?・・・・あぁ・・・バーバー・・・え?像?・・あ、小象ね・・・

曲も「バーバーのものがたり」という名にふさわしい、楽しく分かりやすいものなのでした。

それにしても「History」みたいに外国語からそのニュアンスを読み取るのはなかな難しいのである。「バーバー氏の歴史」と「バーバーのものがたり」ではエライ違いますからね。それなら表紙にカワイイ小象の絵でも書いておいて欲しいところです。

そういえば、このコンサートって「Kinderkonzert(子供のためのコンサート)」だから「バーバー氏の歴史」みたいなお硬い曲するはずないか。ちなみにKinderkonzertは外国人が読んでもニュアンスを間違えようもなく子供のためのコンサートだよな~。やっぱり私が深読みしすぎだよな~。
[PR]
by natsukifg | 2007-10-07 08:08
そういうことは別に考えたこともなかったのだけれど、目覚まし時計とひとことで言っても色々ああるものです。私の場合、留学するときにわざわざ日本から持ってきたシチズンのお気に入りの目覚まし時計っていうのがあるものの、何がどう気に入ってるのかは自分でも長い間の謎でした。

ゲッティンゲンの家ではもらい物の、クマちゃんとかがついてるカワイイ目覚まし時計を使っていたんだけれど、それが何故かセットした時間より30分早く鳴るんですね。それで、まぁ早い分には構わないかって思っていたんだけど、どこかでその目覚ましを完全に信用していない自分がいて、昨晩悪夢にうなされました・・・。

10時からプローべなのに、9時55分にまだ家にいる(しかも昔住んでいた福島県の家だった)。それで、めちゃくちゃに焦って出かけようとしたら、チェロのYa-Hinが車でプローべに向かうのを見つける。一緒に乗っていいか聞いて無事に車に乗り込むんだけど、車のタイヤが外れて(←こういうことってあり?)立ち往生・・・うなされました。

吹けてなくても(?!)時間にはそこにいるっていうのが鉄則のこの仕事で目覚ましが信用できていないっていうのはちょっとしたストレスです。

それで、今日目覚まし時計を探しにスーパーに行きました。
まず、大切なのはSnooze機能。一回オフにしたらそのまま見放されるなんて厳しすぎる。それから、ベルがついてるのじゃなくて「ピピピピッ」っていう方が良い。おふとんにベルが触れてるとあんまりうるさくないかもしれないし。それと秒針と短針に蛍光のシールが貼ってあって夜中でも時間が分かる方が好ましい。値段が高すぎるのも良くないけど、安すぎて信頼性に欠けるのも潜在意識が眠りを浅くするから良くない。朝、目が覚めて一番初めに見るものだから、「よし!起きよう!」という気になるデザインの方がよい・・・そういうことを言いだすと結構コレっていう目覚まし時計は少ないのだ。

何の気なしに日本から持ってきたシチズンの目覚まし時計は、振り返るとそういう意味ではなかなか理想的な目覚まし時計でありました・・・さぁ、いつもお世話になっている目覚まし時計に感謝の意を込めて・・・いま一度注目してあげてください。
[PR]
by natsukifg | 2007-10-02 21:33